ブログBLOG

季刊誌『行きて伝えよ』からぜひ読んでいただきたい記事を掲載いたします福音を伝えることの喜び、祈りの力、家族や周囲への祝福など、歩みの中で起こされた神様の導きと働きが綴られています。

「安価な恵み」

「信じる“だけ”で救われる」とは誤解を与え易い言葉である。「ただ信仰によって救われる」がより正確だろう。キリストを自らの救い主として信じた者は、キリストを愛する者になる。キリストを愛する者は、必ずいつかどこかで、キリストを人生の「主」、「王」、即ち「服従の対象」として受け入れる一大決心をするようにな

「キリストにありて」

我は、キリストにありて、我のものに非ず。我は、キリストにありて、とこしえに神のものなり。神もまた、キリストにありて、とこしえに我がものなり。神は、我が最高の満足なり。神は、我が最高の快楽なり。神は、我が最高の恍惚なり。神は、我が最高の慕情なり。我は、今

『福音主義とは』

私は、10代で聖書と出会い、それ以来「福音主義」という聖書価値観から、大きくはズレることなく歩んで来た。特に Lancaster Bible College での4年間は、決定的であった。但し在学時(90年代)の LBC には、所謂「聖書主義」的な、極端とも取れる保守姿勢があった。それには、4年間疑

『違った教え』

近所の某教会の掲示板。昨日息子と散歩中に見かけた。福音主義に立つ教会のはずだが、左右両方の記事は、伝統的聖書解釈に真っ向挑みかかって来る内容だ。左は、「天国とは死んだら行く場所ではない」と断定的な物言いをする。来

『技としての言葉』

EEのクラスでいつか考えさせられる質問を受けた。趣味の剣道は、個人伝道の現場で何らかの役に立っているかと。確かに両方とも「一対一」という意味では共通点がある。ある範士の先生が、「竹刀で対話をする」という深いことを仰っていた。相手の竹刀と触刃(しょくじん)を繰り返しながら、相手の心

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